築100年を迎える旧家の再生工事を
行っておりますが、段取りよく順調に進んでおります。
【 着工前の旧家 】
【 工事中の状況 】
外部は木製建具をすべて
サッシへ入替えしました。
外部の漆喰塗り壁もすべて塗替えます。
廻り廊下の一部分は、建屋を解体します。
[ 解体前 ]
解体後にコンクリート基礎打ち
基礎が出来た部分を建替えて
復旧しました。
屋根瓦は旧瓦で葺き戻します。
下屋根の廻り廊下は、ほぼ新築の様に見えます。
先日から 玄関前部分の
外部造作を始めました。
和瓦下屋根の補強を行います。
現地で補強の梁を刻んで取付ます。
[ 桁梁の下へ新たに補強梁を取付 ]
柱サイズも6寸柱へサイズアップ
[ 束石は7寸の御影石へ据替ました ]
下屋根の補強は完了
今週から玄関サッシも入替えて
腰板の張替えを行っています。
部材はすべて、欅(ケヤキ)材にて腰パネルを取付ます。
【 屋内の造作 】
室内はおおむね半分くらいの部屋を
大工造作が出来ており、現在は
玄関・ホールの天井部分を造作中
土間の玄関でしたが、床をあげて
無垢フローリングの床・玄関框・式台を
取付ます。
[ 解体前の玄関 ]
天井は一度解体して天井高を上げて
檜・杉材で新しく造ります。
[天井の解体]
檜材にて新しく天井の部材取付
天井板を張り始めました。
室内の塗り壁部分は左官施工にて
聚楽壁に塗替えます。
まだ工事は続きますが、着実に一歩づつ
進めていきたいと思います。