新築工事中の玄関入口部に
屋根を造りますが、
木材をすべて魅せることが
施主様の希望です。
木材の墨付け・刻み加工を済ませ
日焼け・防腐の処理を行うため
浸透性塗料を塗っています。
現在は一回目の下塗りで
二回塗りで仕上げます。
施主さんの おじいちゃんが孫の
新築に「 使ってやって! 」って支給して
貰った [ カイズカイブキ ]の木を
玄関ポーチ屋根の目隠し柱 数本の中に
二本使います。
この変杢柱の表面をもう少し綺麗に
仕上げてから着色します。
現在 機械加工のプレカット工法が
一般的になり
この様な手加工の仕事は
めずらしくなっていますが、
大工が仕上がりのバランスや木材を
吟味して手加工で建てることは
大工冥利に尽きるものです。
今回20代の従業員の大工職人に
指導しながら加工を行いました。
良い経験になることでしょう!!