屋根瓦の葺き替え工事の為
木材の加工を行っています。
入母屋造りの『 破風板 』の
加工を始めました。
数年前から倉庫保管しておいた
乾燥した檜の材を使います。
木材等級は節の少ない
「 上小無地 」材を使います。
入母屋造りの屋根ですので
反り(ソリ)を入れた曲線の 形に加工
この反りの 曲線の 墨付けには
破風板の長さと幅寸法との
曲線 比率があります。
流儀通りでも構わないのですが
屋根勾配や建坪・外観のバランスを
考慮して、最も見た目の良い
形状にするのが重要です。
曲線の 墨付けは作業場での
平坦な平面状での作業で、
実際に屋根に取付けたイメージが
はっきりと頭の中で作図
出来ないと寸法が入りません。
経験が必要となりますが
私自身も
弟子の時から親方に
アドバイス貰いながら
寸法決めを行ってきました。
試行錯誤の経験にて
目視のバランスの感覚的
を養い掴んだものが
あります!
さて、
今回の破風板は
若い職人に伝授しながら
墨付け・加工を経験させ様と
考えています!
上手くバランス取って
くれるのではないかと!
期待しているところです。