【 森岡神社:屋根の修理工事 】
屋根の一部を解体を行い
仮設の防水シートで養生
屋根の損傷・欠損部分は下地補強を行い
銅板葺き下地板は張替えました。
強耐久性の防水シート張りを行い
銅板葺きの墨出し後に
軒先部分から唐草葺きを始めます。
軒先の屋根下部は白漆喰(しっくい)です。
屋根廻りの一部分はモルタル掻き落し工法にて
左官塗りで仕上げます。
屋根の両側は箕甲葺きで
曲面で仕上げる銅葺きとなります。
美しい曲面を出すのが難しい所です!
棟部の千木・鰹木は部分修理にて
既存部分は残します。
大工仕事は完了していますので
左官塗り仕上げが出来れば完成です。
社寺建築などは歴史を経て末永く
受継ぎ、残存続けていく建物ですから
この様に修繕・修理を重ねることが
とても重要ですね。