聖徳太子は古代よりあった中国の大尺(1尺=29.6cm)と小尺(1尺=24cm)、そして
高麗尺(1尺=38cm)などまちまちであったが、1尺を約30.3cmに統一した。
同時に、さしがねの裏に8文字(財・病・離・義・官・却・害・吉)の8方位を書き込みました。
現在は4方位(東・西・南・北)が一般的です。
さしがねは、この他に 掛け算・割り算・平方根・円周率などあらゆる計算ができ、
昔人は現在の電卓と同じ役割りとして使用していたのです。
特に大工仕事のは欠かせない道具でしたので
故に聖徳太子は大工の神様として現在に至るまで崇拝されています。