先日の建前えで 上棟式(棟祭り):神事 を行いましたので、一般の皆さんにも解かり易い
建築にまつわる神事について、シリーズ的に紹介して行きたいと思います。
【神事の始まり】
世界中の神事(信仰)の始まり太陽にあります。 古代の人達は太陽がなければ、
天地の創造もなく、人間の存在すらなかったことを承知していました。
世界中に宗教は数えきれない程 存在しているが、 いずれの宗教も原点は太陽の化身の
太陽神であると言われています。
切支丹(キリシタン)は宇宙を創造した天帝(太陽神)で、教祖のキリストは天帝の再現といわれ、
いずれの信者も懺悔(ざんげ)は別として、通常は天を向いて礼拝します。
仏教でも大日如来(太陽神)が天地創造の仏とされます。寺院にある大日如来は
曼陀羅(まんだら)の中心にいて、その大日如来を取り巻くように四方、八方に多くの仏や菩薩が
分座して、世界の平和を祈願しています。 中国の道教も信仰の原点は天帝です。
日本の神事は、太陽の化身である神を天照大神(あまてらすおおみのかみ・てんしょうだいじん)で、
月の化身である月神を、天照大神の弟神の月読尊(つきよみのみこと)としています。
[次は:上棟式(棟祭り)について・・書いてみますね。]