日本人であれば、9割以上の家庭に神棚はあります。
僕は新築やリフォームの打合せをする場合に神棚の有無や位置に
ついて施主さんに必ず確認をしています。 結構 大事だと思います。
神棚について私の知っている範囲で説明してみます。
神棚は神様を祭り、その神徳によって住宅の中に不吉な病や貧乏神が入らないように
神様を祭祀するものです。
神棚の寸法はその年の1年間を祈願するもので、長さは1年の3尺6寸5分(約110cm)とし、
棚幅は12ヵ月の1尺2寸(約36cm)、棚板の厚さは干支の十千十二支を取り入れて、
1寸1寸2分(約33.6cm)にするのが神棚の常識的な寸法です。
そして、神棚の位置は、通常、その住宅の1階で一番広く一番よい座敷とする。
そして主人の寝所であること。
普段出入りする建具(鴨居)の上や2階などでもよいが、神棚の上を歩かない場所が良く
また、神棚は玄関の入り口方向に向ける。さらに、東の方位であれば最高の場所といえます。
恵比寿棚は常に御神体の神影が安置してある。
この神様たちは特に甲子(きのえね)の日(年に6回)に供物を上げれば、その家に金銭が
入るとされる。この神は生産の神でもあり、神様を怠慢させないために
質素な場所に祭れば、その家に福徳が入ると言われています。
あまり欲を出し富を得るような考えは神様に見抜かれるでしょうね!(笑)
※シリーズ化してます この神事についての話は また、書きますので、
皆さん!いろいろ参考にしてみて下さい。