僕が所属している【工務店学校】:温熱環境研究会
今日は午後から伊予市で勉強会に行ってきました。
内容は・・・
2012年12月告示され2013年10月から施工される
『 改正省エネルギー基準 』の解説と
2012年8月に告示された
『 低炭素まちづくり推進法 :認定低炭素住宅 』の解説の勉強会です!
この2つの〈省エネ住宅の設計〉は、去年までの[ 次世代省エネルギー基準 ]を
設計・施工を実務施工してきた会社・企業には決して不可能ではない
住宅建築だと僕は考えています。
◎今回の省エネ基準の改正は・・・
従来の家の断熱性能はQ値(熱損失係数)で判断されていました。
家の屋内と屋外の気温差1℃あった場合 床面積あたり、どれだけ熱が逃げるか!
を示したものでしたが、これからは⇒U値(外皮平均熱貫流率)で判断します。
家の外側に逃げる熱損失量を、家の総外壁面積あたり、どれだけ熱が逃げるか!
◎その他に従来の基準では、μ値(夏期日射取得係数)から
改正ではn値(冷暖期の平均日射取得率)で判断
◎あともう一つは、基準一次エネルギー消費量の計算算出データーの追加があります。
それは基準の冷暖房・換気・照明・給湯・家電のエネルギーに
太陽光発電と太陽熱給湯の再生可能エネルギーも含めて設計し
基準一次エネルギー消費量に対し設計一次エネルギー消費量が
下回ることのエネルギー削減の低炭素住宅の認定制度です。
僕の当面の目指す目標は低炭素住宅の設計で、
将来には省エネ住宅改修・地産地消・木造・寿命まで考えてた建築です。
まだまだチャレンジすることは多く、果てしないのですが一つひとつ積み上げて
現実化出来ることに努力したいと思います!