《シリーズ:神事の第5弾です》
近年 占いブームですよね!
朝のテレビ番組などでは、『今日の運勢』 など定番ですよね!!
今日は日本古来から現在まで続いている 吉・凶の占いについて書いてみます。
まず、日本人は古代より太陽神を信仰していて、太陽は東より昇ることより
人々は朝日に近づくために神事の稲作とともに東へ東へと移動してきたのです。
倭国の東国の東端は常陸の鹿島であり、紀伊半島の東端は伊勢の志摩です。
鹿島・伊勢の地では太陽の化身を祭り、日本の神事は日本固有の太陽神を
中心とした神事と信仰してきました。
古代より継承されていた占い術は、太陽神の本体であり、太陽の光による陰陽
で未来を予知するもので、主に来年のことを占ったのです。
陰は、太陽の日差しや光熱が少ない年で、凶年・凶作
陽は、逆の作用で豊作、吉年を意味します。
その他の占いはいろいろあり、石、歩数、花の数などです。
石占いは神事の斎場で、一定の場所より石を投げていました。
太陽に日差しに当っている方の表面が出れば陽で豊作の吉年。
裏面であれば不作で凶年。
歩数占いは投げた石までの歩数が奇数であれば陽で吉年。
歩数が偶数であれば陰で凶年。
花占いは藤の花の一房の花の数が奇数であれば陽で吉年。
偶数は陰で不作、凶年。
他に亀の甲羅の一部を焼き、ひび割れによる甲羅占いもありました。
この様に古来より人々は常に、占いを生活の中に上手く取り入れ
心のよりどころにしていたのでは、ないでしょう?!
人は占い好きなんでしょうね!!