先週から農家の古民家再生工事に着工
【 屋内工事 】
屋内も家具など全ての、かたずけ・移動も出来て
解体の準備に入ります。
主要な構造部分や化粧柱‣差しもの部材・化粧部材は
解体せず、生かせる部分は残し、意匠も考えて再生します。
やはり旧家の歴史の趣を感じろ民家です!
施主様も一時期は新築への建替えも検討されましたが
文化・歴史は絶対に買えるものではなく
先代から受け継がれた家を再生して後世へ
長く伝えることを考えてこの度、
修繕・修理・再生へと施工することとなりました。
【 屋外工事 】
外部廻りから解体しており
廻り廊下部分(北面)は解体撤去し 基礎工事を行い
構造躯体を建て替えます。
南面・東面の座敷・次の間の廻り廊下は
外壁・床・天井を解体して
縁框部分に基礎コンクリート打設にて
構造補強と耐震壁を数か所追加します。
既製品部材での施工はほとんど無く
構造材や造作木材などは すべて作業場で
手加工して造作を行います。
熟知した知識と経験そして技術が必要な施工ですので
じっくり腰を据えて工事を進めていきます。