現在 新築工事中の現場では
私は仏間・神間・押入の大工造作を行っています。
今日は仏間の化粧部材の大まかな構成部分を
造作しました。
【 以前に造作した仏間の完成画像です 】
今回の現場では座敷・左官塗り聚楽(じゅらく)真壁ではなく
洋間との併せてた和意匠の部屋ですので
少し考え方を変えて、住宅全体の仕上がりイメージを考慮した
仏間・神間・押入・建具デザインで仕上げたいと
考えて造作を行っております。
【 今日の仏間造作 】
化粧木材は欅(けやき)をメインに構成し
部分的に櫻(さくら)・杉板(すぎ)を使います。
天井部分の廻り縁は杉の磨りだし面皮部材で
天井板は欅と杉(赤身の細目柾目板材)を使ってみました。
玄関の天井も(赤身の細目柾目板)
あと一部分の部材を取付すれば
大工造作は完了です。
施主様の希望でもある無垢天然木材を
使った住宅創りですので、木材の木柄・木質には
私のこだわりも入れて造作を行っています。